指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

MOTHERとMOTHER2がリリースされる。それとうっちゃんと帰る。

 今朝起きると家人が7時からの「Nintendo Direct」を見ていた。大体毎回リアルタイムで見てるみたいだ。朝食を食べながら一緒に見てたら最後の方で画面が切り替わった途端にあれ?これってMOTHERの画像じゃね?と思ったら本当に思いがけないことに大ファンのRPG「MOTHER」と「MOTHER2 ギーグの逆襲」の二本が「ファミリーコンピュータスーパーファミコン Nintendo Switch Online」に今日から追加されるという知らせだった。まじすか。いやもうそういう形で手に入ることは今後絶対にないだろうと思ってたのであんまりうれしくて涙が出た。これでいつでもこの二作をプレイすることができる。早速一日一時間やるからと申し渡し。バイトがなければ午前中ずっとやってたかも知れない。あーでも本当に楽しみだ。
 バイトに出かけるときも雪は降っていず雨だった。とりあえず滑って転ぶ心配はなさそうでよかった。初めの二時間は別の部署での別の仕事。教えてくれる人は口を揃えて楽な仕事だと言うし実際その通りなんだと思う。でもまだ慣れなくて戦々恐々としながら二時間を過ごす。今日教えてくれた人もものすごいおしゃべりで色々話す。途中でしーちゃん(シフト担当の社員の女の子)が久々に顔を見せるので挨拶。通常の仕事のスタッフには今日もうっちゃんが加わっている。こっちの仕事は曜日ごとの段取りも割と飲み込めてきてあまり迷惑をかけなくなったかも知れない。二時間半淡々とこなす。社員さんの間には陽性者や濃厚接触者が出ていて欠勤が多く人手の調達がなかなか大変らしい。でもこちらの部署のバイトには少なくとも午前中のスタッフに限って言えば新型コロナの影響はまったく出てない。みんな元気に働いている。でもこの先どうなるかはわからない。
 仕事が終わって更衣室で着替える。ここの更衣室はカーテンで仕切られてるだけで男女同じ部屋だ。まあ事務所の片隅なので何かあればすぐに人が駆けつけることができるしこれまで特に問題もなかったんだろう。そこでカーテン越しにうっちゃんと話をしてるうちに帰る方向が同じだということがわかった。そしたらうっちゃんが一緒に帰ろうと言うので僕の家まではたかだか二、三分の道のりなんだけど一緒に帰ることにした。この人のこの底抜けの親和力というのにはなかなか慣れない。でももちろん悪い気はしない。お客さんとも他のスタッフさんとも誰とでも大きな声で挨拶して仲よさそうに話している。天性のものと判断できればわかりやすいんだけどいじめにあった過去があるので話はそう単純ではないんだろう。どんないきさつがあったのかいつか話してもらえるといいなと思っている。