指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

CONAで聴く、スピッツのロビンソン。

という訳で有給休暇も結構あるので仕事は開店休業状態と言うか、メールとかで問い合わせが来るので夕方一応出社して処理するけどあとの時間はウェブで就活をしたり家人とぶらぶらしたりしている。これで次の仕事が決まっていればこれほど気楽なことはない。でも実際はまあいろいろと考えなくてはならないことが多い。
渋谷への外回りには家人が着いて来て前に書いたCONAのピザを一緒に食べていた。もう一年半ほど毎週通っていて全然飽きないし、飲み物とサラダと直径23cmのピザで500円というのは何しろ安い。今回のごたごたのせいでしばらく行ってなかったので今日は久しぶりにふたりで行った。30種類ほどあるピザのほとんどをすでに食べているが、生ハムと半熟卵のピザ(CONAではピッツァと呼んでいる。)とイタリアンバジルのピザがツートップということで意見が一致している。前者はトマトソースを使用しトマトの酸味と生ハムの塩辛さを半熟卵のコクが包み込んでいて、本当にバランスの良い味わい。後者のトッピングはベーコンのみで、それとバジルソースの風味だけでシンプルに勝負している。ちょっと迷ったけど別にいいやと思って今日は初めて飲み物にランチビールを頼んだ。サーバーについているエンブレムはカールスバーグのもので、個人的にはあまりなじみがなかったけど口にしたらこれがものすごくおいしいビールだった。ピザが焼ける前に飲み干し見かねた家人がもう一杯頼めばと言うのでお言葉に甘えて二杯目を飲んだ。うまい。
お店のBGMがこれまでどんなものだったかあまり気にしてなかったので憶えが無いが、今日はスピッツのベストがかかっていた。スピッツは結構好きだ。中でもロビンソンはすごくいい曲だと思っていてカラオケでも軽く100回くらいは歌ってると思う。そのロビンソンがかかった。CONAのピザを食べるのがこれで最後という訳ではないけど、やはり今日食べるピザとこれから食べるピザとでは自分の立場にはっきりした違いがある。ひとつの区切りを前にして最後に訪れたCONAのBGMに大好きなスピッツのロビンソンがかかって、もともと感傷的なところを刺激されてひとりでしみじみした。
あと、やはり毎週のように家人が行っていたパルコパート1の無印良品が、10月28日で閉店することにも何かつながりめいたものが感じられる。家人が渋谷を訪れなくなるのを待っていたかのようなタイミングだからだ。もちろん単なる偶然なんだけど知ったときには軽く背筋が寒くなった。このお店は無印良品全体の動き方とは異なる、割と独自な値引きをすることがあり、家人はその掘り出し物めいた値引き品があることで特にこの店舗を気に入っていた。そのパルコパート1のお気に入りの無印良品で家人は今日最後の買い物をした。