おれが芸人になったらイロモネアに出たいな、と子供が言う。 芸人かよ。 イロモネアかよ。 つか子供に見せる番組は選んだ方がいいってだけの話か。

ガードレール付きの細い歩道で、向こうから三年生くらいの男の子が自転車に乗ってやって来た。子供と僕はちょうど電信柱が立っていたのでその陰によけて彼を先に通そうとした。すると男の子は通り過ぎる少し前に一度ぺこりと頭を下げ、僕が気づいていないと…

続けて☆をいただくとご期待に応えたいという気持ちになって守りに入ったりしそうなので、一度興ざめなことを書いておかなければならない気がする。 読むことについて一番難しい立場があるならどこかと考えると、いつも新人文学賞の応募作の下読みの人たちに…

今日子供とプールに行ったら、子供の意中の○○○ちゃんがいると子供が教えてくれた。挨拶させようかとも思ったが、彼女もお父さんと来ていて父親同士は面識が無く、いろいろ説明しないと挨拶にならなさそうでそれは面倒なのでやめて、何となく遠巻きに彼女の姿…

電車で座席を譲ることについては長い間自分の中でいい解決案が思い浮かばなかった。杖をつかれた方や、妊婦の方の場合は少しはマシだとしても、こちらがご老人だと判断した方だと立っても断られる場合も多く、それを恐れて座り続けていると一種異様な居心地…

同じクラスの女の子について、僕は○○○ちゃんが好きなんだけどママには内緒だよ、と子供が言う。ママに内緒にしておくべき理由が本人なりにはあるのだと思う。でもママはずっと前からお見通しのようだ。

子供が7歳になった。プレゼントは何がいいかと尋ねると、デジカメが欲しいと言う。電車の写真を撮ったり、ブロックでつくったロボットやら何やらを撮ったりしたいらしい。それはなかなかいい趣味のように思われたので、買ってやることにした。画素数とかにこ…

ディスコ探偵水曜日〈下〉作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 58回この商品を含むブログ (143件) を見る 先週は両親と一緒に温泉に行ったがほとんど雨で観光もせず、あてがわれた結構広い一室で家…

うちの会社は初年度十日の有給休暇が与えられ、それが年毎に一日ずつ増えて行って勤続十年で年二十日になりそれが上限だ。また有休は一年だけ持ち越せるので勤続十年を過ぎ有休をまるで取っていない僕は今年四十日の有休がある。四十日というのは月の実働を…

ここにも共通点があると思う。けど、それを言うのはとても難しい。

にも明らかな共通点があるよね。詳しくは書かないけどね。

ディスコ探偵水曜日〈上〉作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 191回この商品を含むブログ (190件) を見る 「ディスコ探偵水曜日」だが、上巻しか読んでないのに感想書くのも異例だ。 高橋源一郎さ…

宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件) を見る 町田さんの新刊も「告白」ばりの厚さですごく楽しみなんだけど、ディスコ・ウェンズデイのお話をまだ読み終…

このブログは自己満足でやっているので、アクセスが多かったり☆がついたりすればそれはそれなりにうれしいけど、別に何もなくても淡々と書き続ける。時々書き続ける意味を見失ったりもするけど。つか、書くこと自体が楽しくなければそれ以外に書き続ける意味…

広尾なんて無縁だから忘れていた。でも公園の入り口を横目に見たとき来たことがあるのを思い出した。昔「あなた」と来たのだった。名前の割には特に何ということもない公園だった憶えがある。 当時僕は「あなた」に怒られてばかりいた。「あなた」が理想をし…

「ディスコ探偵水曜日」は冒頭数十ページしか読んでない。それだけで気づいたことを書くと、以下のようになる。 1 普通の日本人にはこの語り手の小説は書けないだろうな。 2 春樹チルドレンと言われるだけのことはあるな。つまり、影響がはっきりとあるな。 …

外回りの時と荷物の積み込みのときと二度頭からずぶ濡れになった。ひでえもんだった。靴下からTシャツまで一式、会社にストックしといてよかった。あとは、まあいいや。

絲山秋子さんのサイン会は8月18日の午後7時からということだが折悪しくその日は家人と子供が帰京する日で、とても夜出かける気にはなれそうもないので断念することにした。それで「ラジ&ピース」を丸善丸の内本店で買わねばならない義理がなくなったので、外…

家人と子供が家人の実家に帰省するので東京駅まで送って行った。数年前に買ったキャリーがどうにも使いづらいので、昨日東急ハンズで買い換えたのだが、今度のフランクフルト行きにも使えるようジャケットが収まるサイズのにしたらこれが馬鹿でかくて、小柄…

先週の土曜日に副都心線について集めたデータや写真を、今日はまとめて研究らしく整えた。写真を家人にプリントアウトしてもらい、スケッチブックの一ページをひと駅分として写真を貼り付けコメントを書かせた。本人なりにいろいろなことに気づいたらしいが…

長い間更新の滞っていた会社のサイトをリニューアルオープンした。今後はブログ形式でやって行く。もっと壮大にやる計画もあって、それによると初期費用40万、ランニングコストが月々2〜3万円ということだったので、全力を挙げてつぶした。現行のものなら、c…

絲山さんの「ラジ&ピース」の東京でのサイン会は、丸善丸の内本店でおこなわれることがサイトで告知された。今日が刊行日だがサイン会場がわかるまで買うのを待とうと思っていたところだった。丸の内本店へは、ちょうど今日仕事で行くことになっていた。すご…

ダーティ・ワーク作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/04/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (76件) を見る まだ三編までしか読んでないんだけど、三編目の「moonlight mile」でマジ泣きっす。倫理（論理じゃ…

今年も行って来た。御茶ノ水駅でスタンプを押して都区内パスという乗り降り自由の切符を買って改札を抜けた。それから神田、新橋、浜松町、田町、と行って有楽町で六つ目のスタンプを押した。有楽町を最後にしたのには理由があって、そこから歩いて松屋銀座…

絲山秋子さんの新作「ラジ&ピース」が30日に出るんだけど、公式サイトによると都内でもサイン会があるということで、すごく行きたい。でもまだ日程が不明のようだ。残念だ。 明日は夏休みをもらっているので子供と一緒にポケモンスタンプラリーに行く予定だ…

夏休みの自由研究として、副都心線各駅停車の旅に行って来た。一日乗車券を買い、和光市から渋谷へ向けてすべての駅で下車してテーマに沿った調べ物をした。写真も撮った。昼前に池袋に辿り着いたので、よく行くお好み焼き屋で焼きそばとお好み焼きを食べた…

ホテルの予約ができた。航空券も仮に押さえてもらった上で、さらに安い航空便を探してもらっている。ブックメッセのパスもとれた。公式のサイトに登録したので、来年以降もパスは予めオンラインでとれるだろう。用語がわからず何度も辞書を引かねばならなか…

沖で待つ作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 74回この商品を含むブログ (251件) を見る 「顰蹙文学カフェ」の中で高橋源一郎さんは、阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」についてどちらかと…

越境者 松田優作作者: 松田美智子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 103回この商品を含むブログ (24件) を見る 昨日の朝熱っぽいと言う子供の熱を測ったら38度5分あったということで、子供は初めて学校を休んだ。…

吉本隆明の声と言葉。〜その講演を立ち聞きする74分〜 (Hobonichi books)作者: 吉本隆明,糸井重里出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所発売日: 2008/07/18メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 88回この商品を含むブログ (54件) を見る 高橋源一郎さ…