指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2010-01-01から1年間の記事一覧

夏休みの宿題。(その1?)

8月に入ると家人と子供は家人の実家へ帰省する。今年は二週間と少しのスケジュールだ。その帰省までには夏休みの宿題を終わらせておくように心がけている。一昨年はそこそこうまく行った。昨年はそうではなかった。昨年の今頃の記事を読み返してみても、子供…

祭りの真っ最中。

という訳で版元のキャンペーンに乗せられ過ぎな感じは若干ありつつも真夏のMAIJO祭は静かに盛り上がっていて「NECK」を読み終えた。こうなりゃ祭にラインナップされている作品は全部読もうかという勢いで、でも雑誌は基本的に読まないのでどうしようかと思っ…

エロマンガ島に、行きたいかーっ。

長島侑さんの作品は、「ねたあとに」と「ジャージの二人」だけ読んでどちらも、前者は特にすごくおもしろかった。「エロマンガ島の三人」は「ジャージの二人」と似ていて、すごくしっくり行ってる訳ではない男女のうちの男の方が、彼女との関係の成り行きを…

真夏のMAIJO祭!!

IN★POCKETの7月号は、登録すらされてないようだ、アマゾンに。 舞城王太郎の世界、ということで思わず買っちゃったけど四百数十ページ中、特集は三十ページちょっと。うーん。でも舞城王太郎が実在していることが何人かの証言で明らかになった。架空の作者か…

夏休みの謎。

子供の頃の夏休みの魅力というのはうまく言い表すことができない。たとえば海辺での日没とか朝の公園の木々とか昼寝のときに吹く涼しい風とか、そういう風に切り取ってもどうもうまく言えた気になれない。何かこうどう言っても逃げて行くものがあってそれは…

確かなことがひとつあれば、僕たちの物語はどこまででも行けるんじゃないだろうか。

短編や短めの長編の場合はまた違って来るかも知れないけど、舞城王太郎さんの長めの長編(っていうのも変な言い方だけど。)からはこんな声が聞こえて来る気がする。確かなことがひとつあれば、僕たちの物語はどこまで行っちゃってもいいんじゃない?どこま…

日常という意味。

現段階で書影が無いんでなんの本かおわかりになれないと思いますが、これは新潮文庫版、堀江敏幸さんの「めぐらし屋」です。 いつの頃からか日常ということが個人的に割と問題になっていた。具体的には日常の幅はどこからどこまで広がっているのか、とか、そ…

「ヘヴン」と呼応?

ええと、週刊新潮掲載時の通しタイトルが「オモロマンティック・ボム」ということで、初出時はやはり単行本にまとめられたのとは異なった趣の誌面に違いなかったと思われます。ってなんで丁寧語やねん。だいたい普段から雑誌は一切読まないのでこれはもう一…

傷つき損なわれるということ。

村上春樹さんのロングインタビューは、村上さんについて個人的にはこれまでまったく知らなかったことがたくさん明かされていてすごく興味深くおもしろく読んだ。たとえばそれまでほとんどなじみの無かった読書に、小学校三、四年生で急にのめり込み始めたと…

家人の誕生日。

東京駅地下街のリラックマショップで何か買いたいと言うので子供と三人で行く。博多のパルコ限定のバッグをこの前出張のときに買ってきたんだけど、それを持って行った家人がリラックマショップのスタッフさんの一人にガン見されていたのに気づいた。そのあ…

6月に読んだ本。

ポケモンのことは書かないと前に書いたけどそれから書かないと始まらないので書く。昨年の9月12日に発売されたハートゴールドを始めて以来、結局前の前のバージョンのパールを四十時間かけてやり、終わってからソフトを初期化して四十時間かけてもう一回やっ…

男の子だなあ。

今日は入院したとき培養を始めた菌で、何が原因だったかわかる日だったので午前中病院に行った。結局どんな病原菌も出なかったということで、原因がウィルスだったら別だけどまあ心配は無いと言われた。要するに結果オーライということで、原因はわからず仕…

エコと親心。

以前エコという言葉はまだ曖昧なものなんじゃないかということにちょっと触れたけど、たとえばレジ袋を使わないためにエコバックを持参しようみたいなキャンペーンと言うかムーブメントと言うかそういうのがあって、これは原理的に言ってすごく胡散臭い。資…

入院、退院。

火曜日のお昼を食べた後から断続的に腹痛があり、三時を過ぎたあたりから仕事を続けるのがつらくなって早退した。夕食抜きで寝ていると、痛みは始まりからぐーっと強くなり、三十秒ほどで良くなる。それから二、三分はなんでもないがその後また三十秒ほどの…

久々にプール。

水泳教室で平泳ぎがだいぶ上達した上にバタフライもそれなりに様になって来たと家人から聞かされたので、本当に久しぶりに三人で泳ぎに行った。小学校の検定で子供は一年生の時に四級になった。それは、クロールで25メートル泳げるという課題だ。三級が平泳…

まさかと思ったけど。

今日休みをとって家人と昼食をとりに行った先でたまたま書店に入ると、「なつかしい「おもちゃ」のつくりかた」という本が文庫の新刊になっていた。なんの気無しに手に取ると、それは小学生か中学生の頃繰り返し読んでいた本の文庫版だった。石川球太さんと…

東京ディズニーシー。

今でもはっきり憶えているけど、東京ディズニーシーがオープンしたと朝のワイドショーで取り上げられているのを見たのは、出産後の母親にあてがわれる産婦人科の豪華な一室でだった。子供が生まれた翌日だった。ベッドがあり、テーブルとソファーのセットが…

悪意について。

昨日の夜帰宅すると、一階のスペースに置いてある子供の自転車の雨よけのカバーがハンドルの高さほどまでめくれていた。風のせいかとも思ったがそれにしては不自然な形なのでふとのぞいてみると、ハンドルの前に取りつけてあるかごの中にゴミが捨てられてい…

目を離す、ということ。

知り合いのご高齢のお母さまが心筋梗塞で倒れられた。命に別状はなく、一週間ほど入院した後自宅で療養なさっている。お父さまも亡くなっているので、今そのお家は知り合いとお母さまのおふたりの暮らしだ。 退院してしばらく、知り合いは会社も早退したりし…

移動の日々。

8時45分発の新幹線つばめに乗り、新八代でリレーつばめに乗り換えて博多に戻った。天神で少し仕事をしてから新幹線で岡山入り。明日は広島に戻った後、名古屋で仕事。 車窓の風景を眺めるのが好きという話の続きだけど、何が好きなんだかつらつら考えてみた…

4時半起き。

で東京駅を6時に出て、博多でちょっとだけ仕事して鹿児島。実に七時間強電車に乗ってた。でも、飛行機が苦手というのがあるのと同時に、電車の移動が好き、というのも自分にはあるのかも知れないなと思った。車窓なら割といくらでも眺めていられる。特に九州…

久々の出張。

今週、急に出張することになった。福岡→鹿児島→福岡→岡山→広島→名古屋、という行程で、いったん広島を通り過ぎて岡山に入りながら、その後なぜか広島に戻るという不思議さ。まあ不思議でもなんでもなくて、得意先の担当者の都合に合わせるとそうするしかない…

真実の愛。

入会すると真実の愛が見つかります、みたいな文言のちらしが入っていた。真実の愛。そんなものうちにはとっくの昔からあるのでいらない。

練習七日目。

先週の月曜日から始まった子供の自転車の練習も今日で七日目。7日の金曜日は午後から雨も降ったので乗れなかったものの、それ以外は天候に恵まれてしっかり練習ができた。昨日は家人が自転車屋さんまで子供と一緒に行って、素人が取り付けたペダルをきちんと…

よくできてるとは思うんだけど。

ある種の小説に対して自分がすごく手厳しいのはわかっていて、それは裏を返すと権威主義みたいなものにつながってる気もして我ながらあまりよい風に思えないこともある。ただこのブログを始めてから特に文体ということが意識されるようになり、何度も書くけ…

発熱。

また熱が出て、午後は会社を休んだ。ベッドでうとうとしてたらだいぶよくなったので、夕方かかりつけの医者に行った。抗生物質を処方してもらって飲むと、36度台まで下がって来た。 午後アポを取っていた得意先に行けなくなった旨伝えようと電話したら、先方…

ゲゲゲの女房。

家人が毎日観てるのにつき合って観てる。最近の朝ドラの中では出色と言っていいほどおもしろいと思うんだけど。

練習三日目。

漕ぎ始めを安定させることを課題に、自転車の練習三日目。午前中一時間余りで、ほぼ一回で漕ぎ出せるようになった。ここまでの練習は人通りの多い道では危ないけれど、これ以降はむしろ適度な人通りがある方が危機回避の練習になっていいような気がする。危…

練習二日目。

くだんのゆるい下り坂で今日も練習をさせた。初めの三本くらいは昨日よりもうまく行かずに頻繁に足を付いていたので、昨日の感覚が失われてしまったものと思われた。それは仕方ないことだ。何しろまだ二日目なんだから。 それが練習を重ねるに連れ足を付かず…

練習開始。

子供の自転車の練習を始めた。近くの公園に行って、初めはサドルにまたがったまま歩かせ、次に地面を蹴って少し進む練習をさせた。二秒くらいなら足を着かずに進むことができた。ただサドルが固いのかおしりが痛くなるのと、どうしても必要以上に力を込めて…